採用担当者に好印象を与えることができる面接時のマナー
企業の面接時、採用担当者である面接官に好印象を与えるには、社会人としての基本的なマナーをおさえておく必要があります。まず第一に、遅刻は絶対にしまいようにすることです。面接当日に遅刻してしまえば、時間にルーズな人だと判断され、採用を見送られてしまう原因にもなりえます。交通機関の障害などで、止むを得ず約束した時間に間に合わない場合には、必ず担当者へ一報を入れるようにします。次に、応募先の企業に着いたら、身だしなみを今一度整え、携帯電話をオフにしてから受付へと向かいます。約束した時間の5分から10分ほどの余裕をもって、受付を済ませるのもマナーのひとつです。受付で名を名乗り、要件を伝えることになりますが、この時点での対応もしっかりとすることが求められます。受付の方は採用担当者ではありませんが、ここで与えた印象が、面接官に伝わる可能性も十分に考えられるので、企業の建物に入ったときから、すでに選考ははじまっているものとして意識しておいた方が良いといえます。
控え室に案内されたら、面接の順番が来るまで静かに待ちます。そして、面接室に入る際は扉を3回ノックし、面接官からの声を確認してから入室し、一礼の後、挨拶をするのもマナーになります。面接時には、両手を膝に乗せて、背筋を伸ばしてハキハキを答えていき、面接終了時の退出の際も気を抜かずに、面接官に向かって一礼、そしてお礼を述べてから面接室を後にします。